サンルーカル・デ・バラメダから世界50ヶ国以上で展開
ボデガス・バルバディージョの物語は、19 世紀にベニーニョ・バルバディージョが従兄弟のマヌエル・ロペス・バルバディージョとともにメキシコからサンルーカル・デ・バラメダに移住したときに始まりました。メキシコでベニーニョは、不動産、薬局、融資、スペイン産ワインの輸入で財を成していました。1821年、メキシコがスペイン帝国からの独立を宣言すると、ベニーニョはマヌエルを連れてスペインに戻ることを決意し、そこで最初のワイナリーを購入しました。そのワイナリーはアンダルシア建築の素晴らしいデザインの建物で、エル・トロと名付けられました。ベニーニョはスペイン全土でワインを販売し、シェリーの樽をイギリスとアメリカに輸出し始めました。
1827年はワイナリーにとって本当に画期的な年でした。バルバディージョが初めてマンサニージャの樽をフィラデルフィアに出荷したからです。その成功は、わずか数か月後にバルバディージョがパストーラを市場に投入するほどでした。パストーラは世界初の、そして当時唯一の瓶詰めマンサニージャでした。それ以来、この会社はバルバディージョ家によって代々受け継がれてきました。